月夜の蟹   言葉の使い方   おごられ上手   食事のマナー    お手洗い   付き合い方
 月夜の蟹 〜ことわざ〜

     食事のマナー

そうそう。
忘れてはいけないのは、お支払いのときだけではありませんね。

肝心の食事について、忘れていました。
たぶん、ちょっと良いところへ食事に行くときは、必ず彼からのアピールがあると思います。
なぜなら、彼も食事する場所にあった服装できてほしい、と、思います。
“次はいつもよりちょっといいところに食事に行こう。”とか、“あしたは○○を予約してるよ。”という感じで。
ちゃんと前置きしておかないと、ジーンズでフレンチなんて、連れてこられた方が恥をかいてしまいますからね。

ホテルのレストランっていうこともありますので、華やかなワンピースや簡単なドレスなんか、少し洋服ダンスに入れておくと、いざというときに役に立ちますよ。
ドレスなら、アクセサリーやキラキラストールでちょっと手を加えると、お友達の結婚式でも着られますしね。

で、店内に入ってからが大切です。

最近、ある光景を目にしてびっくりしました。
お店に入ってすぐ、男性の前をさっそうと歩き、いきなり自分から奥の席に腰を下ろしたのです。
奥に当たる位置は、上座。
会社なら、“えらいさん”が座るところです。
そこへいきなり自分から腰を下ろすのは、でしゃばりな女性だと、周囲からも見られてしまうかもしれません。

どんなときでも、男性を立てて、気を配るよう心がけ、奥にエスコートされてから腰を下ろす方が、見ていても気持ちの良い女性に見えると思います。

食事中は、大皿料理をまずは相手にとりわけ、瓶ビールなどを注文したときは、適度にお酌をするだけで、ずいぶんとエスコートされ慣れた女性に見え、ポイントも高くなるのではないでしょうか。

そして、かなり親密になった人との間では、料理を語っても良いとおもいのですが、料理上手をアピールするかのごとく、うんちくを垂れるのは、返って印象が悪くなってしまうようです。

それより、“美味しい”をただ連発するくらいの女性の方がポイントが高いのですから、不思議ですよね。




   
  Copyright(C) Rattle-brain All Rights Reserved.